トリビア

アイルランド代表のユニフォームといえば? 〇〇が入るのが伝統です!

アイルランド代表のユニフォーム

皆さん、アイルランド代表といえばどのようなイメージをお持ちでしょうか?

まず真っ先に思い浮かぶのはジャージの色である
緑色は、サッカーでもラグビーでも代表チームのジャージカラーに採用されています。

アイルランド=緑には諸説あり、エメラルド色の島と呼ばれるほど緑多い美しい国土からきている説。

または、宣教師パトリックが“三位一体”の教えを広めるために使ったシャムロック(三つ葉のクローバー)の色からきている説など。

もちろん国旗に使われている緑はカトリック教徒の象徴とされていますのでその説もあります。

そんなアイルランドの美しい緑色のジャージは1990年代から変わりません

▼1992/93

▼1994/951994-95アイルランド代表のユニフォーム

 

▼2001/032001-03アイルランド代表のユニフォーム

 

▼2011/122011-12アイルランド代表のユニフォーム

 

選手では、ブラックバーン、チェルシー、フラムでプレーしたダミアン・ダフ

アーセナルやマンチェスター・シティで得点を量産したナイアル・クインや、
マンチェスター・ユナイテッドやサンダーランドで活躍したジョン・オシェイ

同じくマンチェスター・ユナイテッドでキャプテンを務めたロイ・キーン

そして、アイルランド代表の最多出場記録(146試合)と最多得点記録(68点)を持つロビー・キーン

なかでも、ロイ・キーンロビー・キーンは名前の響きが似ていて、ともに強烈なパーソナリティを持ち合わせており、アイルランド代表の選手といえば?で真っ先に浮かぶ選手ではないでしょうか。

 

さて、そんなアイルランド代表ですが、ナショナルチームとしては珍しく、我々が買えるレプリカユニフォームに胸スポンサーが掲出されていることでも有名です。

1990年代はOPEL(オペル)、

2000年代に入りeircom(エアコム-日本のNTTのようなアイルランドの大手通信会社)、

2011年からはThree(スリー・アイルランド-アイルランドの携帯キャリア)。

選手の移動着やトレーニングシャツの胸にスポンサーが入るのは見慣れた光景ですが、代表チームのレプリカユニフォームに胸スポンサーが入るのはとても珍しいといえます。

代表チームは、公式戦(ワールドカップやユーロなど)になるとその大会のオフィシャルスポンサーが付くため、基本的にユニフォームにスポンサーを掲出できません。

また、代表チームは自国の誇りであり、選ばれし者のみがプレーするのを許される場ですので、スポンサー企業の派手な露出も控えられています。

よって、選手が着用するユニフォームは胸スポンサーが入りません↓

レプリカユニフォームの販売が本格化した1990年代初頭から一貫して胸スポンサーを入れているアイルランド代表。

ヴィンス君
ヴィンス君
世界広しといえども、胸スポンサーが入っていない方に違和感を覚えるのはアイルランド代表だけではないでしょうか。