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【選手用#2】ヴィンス君の選手用ユニフォーム紹介【2006ブラジル代表】

ブラジル代表アドリアーノ

サッカーユニフォーム大好きヴィンス君が市場に出回ることの少ない“選手用ユニフォーム”を解説するこのコーナー。

第2回目はこちら↓

2006年ブラジル代表の選手用です。

カルテット・マジコ(魔法の4人組)と呼ばれたロナウジーニョ、ロナウド、カカー、そしてアドリアーノ

今回はその中の一人、アドリアーノの選手用ユニフォームです。

黄金の4人組と呼ばれた、1982年のジーコ、ソクラテス、ファルカン、セレーゾになぞらえて、マスコミが呼び始めた2006年のカルテット・マジコ(魔法の4人組)。
それぞれバルセロナ、レアル・マドリード、ACミラン、インテルというビッグクラブでプレー、結果も残していた4人でしたのでマスコミの煽り方が半端なかったのを覚えています。
全員、晩年はブラジルに戻りプレーしましたが、唯一、アドリアーノは26歳の若さでヨーロッパを離れサンパウロへ移籍しました。

日本における人気と知名度はロナウジーニョ、ロナウド、カカに劣るのは正直なところですが、モンスター級のポテンシャルを持っていたのは確実です。
左足を振り抜けば弾丸シュートが飛び、シュートレンジはセンターサークルから少し相手陣に入ったところ。
相手のチェックが緩ければ本当にそんな距離からでもゴールを狙ってきますのでゴールキーパーは休まることがありませんでした。

さらに大柄ながら足元が上手くスピードもある。
まさに、元祖怪物ロナウドを左利きにして一回り大きくしたような感じで全盛期は誰にも止められない怪物でした。

それでは、そんなアドリアーノの選手用ユニフォームを見ていきましょう。

レプリカユニフォームとの違いはたくさんありますが、今回は分かりやすい4つをご紹介いたします。

まず1つ目は、生産国と星☆です。

選手用ユニフォームは母国ブラジル製で、レプリカユニフォームはモロッコ製。
(注意が必要なのは、一般市販のオーセンティックユニフォームもブラジル製であるという点。)

また、ワールドカップ優勝回数を示す5つ星☆は、選手用ユニフォームは黄色に対して、レプリカユニフォームは金色という違いがあります。

 

2つ目は、エンブレムの素材です。選手用ユニフォームは全面プリント圧着で、レプリカユニフォームはエンブレムの縫い付けです。

 

3つ目は、NIKEスウッシュの素材です。選手用ユニフォームはプリント圧着で、レプリカユニフォームは直刺繍されています。
(注意が必要なのは、一般市販のオーセンティックユニフォームもプリント圧着という点。)

 

最後の4つ目は、裾の縫製です。選手用ユニフォームは当時の流行りとなっていた糸を使わないシームレス加工が施されていますが、レプリカユニフォームはバッチリ糸で縫われています。

さらに、レプリカユニフォームは、裾が避けるのを防ぐため、グリーンの裾ガゼットで補強されています。

どちらかと言えば、激しいぶつかり合いを想定し、選手用ユニフォームにこそ必要な補強なのかな?と思ってしまいました。