レアモデル

クラブ史上初!セリエBの舞台で戦ったユベントス2006/07ユニフォーム!

2006-07ユベントスのユニフォーム

2005/06シーズン時点まで、1929年のセリエA開幕以来一度もセリエB(イタリア2部リーグ)に降格したことがないチームはたったの2チームでした。
それがインテルユベントス

しかし、イタリアサッカー界を揺るがせた『カルチョ・スキャンダル』(※1)によるペナルティで、ユベントスの2005/06シーズンの優勝は取消に。
更に翌2006/07シーズンのセリエB降格が言い渡されました。

そしてクラブ史上初となるセリエBでの戦いで着用されたのが、この2006/07シーズンモデル☆2006-07ユベントスのユニフォームサプライヤーはナイキ社。

右袖にはSERIE Bの文字が入った、いつもとは違うレガカルチョパッチが付いています!2006-07ユベントスのユニフォームのセリエBパッチ

左袖にはリーグ優勝10回で1個付く星が、この時は2個付いていました。ユベントスの袖の星マーク
ちなみに現在(2019/20シーズン)は3個付いています。(左胸)
2019-20シーズンのユベントスのユニフォーム▲2019/20 ユベントス ホームモデル▲

レアな選手用モデル

しかもこちらは一般市販の無い選手用モデルで、各部にシームレス加工(軽量化の為、極力糸を使わない加工)が施されています。2006-07ユベントスのユニフォームの詳細2006-07ユベントスのユニフォームのシームレス加工詳細

忠誠を誓った主力選手

セリエBに降格した事で多くの主力メンバーが他チームへ移籍していく中、アレッサンドロ・デル・ピエロ氏やパベル・ネドベド氏、ダビド・トレゼゲ氏、ジャンルイジ・ブッフォン選手等が残留を表明。
チームへの忠誠を誓いセリエBでの戦いを選択しました。2006-07ユベントスのデルピエロのユニフォーム2006-07ユベントスのネドベドのユニフォーム

主力の放出に加え、ペナルティによる勝ち点マイナス9からのスタートで、苦戦が予想された2006/07シーズンのユベントスでしたが、チームに残留したデル・ピエロ氏が20ゴールを記録しセリエB得点王に輝く活躍もあり、見事に優勝
たった1シーズンでセリエAの舞台へと返り咲きました。

ヴィンス君
ヴィンス君
セリエA最多の優勝回数を誇るユベントスにとって、クラブ史上初にして唯一となるセリエBシーズンモデル。
クラブの歴史を物語る重要な1枚です!

※1 『カルチョ・スキャンダル』とは
2006年5月に発覚したイタリアサッカー界の一大スキャンダルのこと。
カルチョーポリ (Calciopoli, 「サッカー」を意味する Calcio と「疑獄事件」を意味する Tangentopoli からの造語)とも呼ばれる。
組織的に審判(主審、副審)を買収、脅迫し、自チームに有利な判定を行うよう指示していたとされ、イタリアサッカー界の腐敗体質が世に知れ渡ることとなった事件。