2016年。コレクターや転売屋もこぞって手に入れようとする程の超人気ユニフォームがありました。
海外チームではありません。
Jリーグです。
何だと思いますか?
答えは2016年のガンバ大阪ホームユニフォームです!!こちらのユニフォーム、ボディの透かしに非常にわかりやすい特徴がありますね・・・
そう、この年ガンバ大阪の新たな本拠地としてオープンした「吹田スタジアム」こと「市立吹田サッカースタジアム」です!!!
でもこちらの透かしデザイン、何か見覚えがありませんか?
古くからのサッカーファンはもうお分かりでしょう。
そうです。
1994/96の2年間使用されていたマンチェスターユナイテッドです!
ちょっと比較してみましょう。似てますね!
同じアンブロ社ということで、同じ透かし演出が採用されています!
マンチェスターユナイテッドの方はもちろん「オールド・トラッフォード」がデザインされています。
あと透かしデザインということ以外に共通点があります!
胸スポンサーがガンバ大阪は「Panasonic」、マンチェスターユナイテッドは「SHARP」ということで、奇しくも「胸スポンサーが日本の家電メーカー」という共通点があるのも面白い2枚です!
こちらのガンバ大阪のユニフォーム、当時のガンバファンはもちろんですが、他のサッカーファンにも少なからず衝撃を与えた一枚でした。
というのも、2009年以降のガンバ大阪のユニフォームは印象的な差し色が使われていました。
例えば2013年は水色っぽい明るいサックスブルー↓
三冠を達成した2014年はオレンジ系の赤いライン↓
2015年は明るいブルーを使ったグラデーション↓
しかしこの2016年は「吹田スタジアム」初年度ということで、原点の青黒だけのデザインとなったのです!
この原点回帰のデザインにサポーターは歓喜し、ユニフォームの発表直後は生産が追い付かないぐらい完売店舗が続出しました。
ただこのシーズン。
「吹田の呪い」なのか、スタジアムの客席が近すぎてプレッシャーだったのか、ホームで勝てない試合が続きました。
そして、結局シーズンは4位で終えましたが、この「吹田スタジアム」初年度の記念すべきユニフォームは、ガンバファンの記憶に残る、文字通り歴史的な一枚になりました!
Jリーグ史上でも、生産数と販売数でトップクラスに入るモデルだそうです!