トリビア

突然の「SONY」ユニフォーム復活!ユーベファン必見の一枚!

ユベントスsonyロゴユニフォーム

90年代は日本企業の胸スポンサーが多数ありました

イタリアの絶対王者ユベントスの胸スポンサーといえば何を思い浮かべるでしょうか?。
平成・令和時代のユーベファンには胸スポンサーといえば「Jeep」が真っ先に思い浮かぶかと思います。

実は日本の家電メーカー「ソニー」が、ジダン、デルピエロ、デシャンなどが活躍していた90年代、95/96シーズンから97/98シーズンまでユベントスの胸スポンサーを務めていました。1995-98ユベントスsonyロゴユニフォーム

まだ日本経済が元気だった90年代は、同じ家電メーカーのシャープがマンチェスター・ユナイテッド、ビクター(JVC)がアーセナルの胸スポンサーを務めていましたね。

ユベントスとソニーの関係は97/98シーズンで終了し、98/99シーズンからは下記写真のようにリーグ戦が「D+」カップ戦が「TELE+」になりました。1998-99ユベントスユニフォーム

これでユベントスとソニーの関係は終わったと思いきや、なんと99年に突如ソニー胸スポンサーのユニフォームが復活したのです!
それがこちら↓1999ユベントスsonyロゴユニフォーム

ただ、この99/00シーズンの胸スポンサーは「D+」だけでした。↓1999-00ユベントスユニフォーム
なぜ突如ソニーが出てきたかというと、99年に開催されたインタートトカップ用のユニフォームとして登場したのです。

インタートトカップは2008年まで開催されていた欧州クラブ間の国際大会で、主に前シーズンにチャンピオンズリーグやUEFAカップに出られなかったチームが参加する大会で、優勝クラブにはUEFAカップの出場権が与えられていました。

ヴィンス君
ヴィンス君
2002年に当時フルハムにいた稲本さんがハットトリックを達成したあの大会です!

この時のインタートトカップで使用されたソニー胸スポンサーのユニフォームだったというわけです。
そしてインタートトカップで優勝した後、見事UEFA CUPの出場権を獲得したユーベはUEFA CUP本番でもこのユニフォームを着用しました。
(ちなみにUEFA CUPでは4回戦でスペインのセルタ・デ・ビーゴに敗れています。)

今では想像つきませんが、インタートトカップに出場したということは、前シーズンのユーベはなんと6位という結果に終わり、この大会に出場していたわけです。