2020/21シーズン、バルセロナはアウェイモデルにブラックを基調としたデザインを採用しました。バルセロナがフィールドプレイヤー用ユニフォームのメインカラーにブラックを採用するのは2013/14シーズンのサードモデル以来の事です。
そしてアウェイモデルで採用したのは2011/12シーズン以来となりました。
その時のモデルはこちら
以前に採用した2つのシーズンは、ブラックをメインにイエローを差し色として使用していました。
バルセロナのエンブレムも通常のカラーリングそのままでしたね。
ところが2020/21シーズンのアウェイモデルは、見事なまでにブラック×ゴールドに統一されました。
驚くべきは、チームエンブレムもゴールド1色で表現されていることと、通常は黄色に4本の赤い縞で表現されるサニェーラ(カタルーニャの旗)までもゴールドになっている点です。
スポンサーやマーキングももちろんゴールドで統一され、一切の余計な色を排した潔いデザインは、数あるバルセロナのユニフォームの中でも長く語り継がれる1枚となっていくのは間違いないでしょう。
そしてブラック×ゴールドという大人気間違いなしのカラーリングに加え、FCバルセロナの象徴であったメッシ選手のラストシーズンとなったこともあり、このモデルはあっという間に市場から姿を消すこととなりました。
そんなバルセロナの超人気モデルですが、やはりユニフォームマニアとして気になるのは、これらブラックユニフォームを採用したシーズンの成績ですね。
前回、FCバルセロナがゴールドマーキングを採用したシーズンをまとめた際には、その全てのシーズンでラ・リーガの優勝を逃すという結果となってしまいましたが、ブラックユニフォームではどうでしょうか?
前回の記事はコチラ↓
バルセロナファンならすでにご存じかとは思いますが、アウェイに採用した2011/12シーズン、サードに採用した2013/14シーズン、そして再びアウェイモデルに採用した2020/21シーズン、全てでラ・リーガの優勝を逃す結果となってしまいました。
特に2011/12シーズンと2013/14シーズンに至っては、2008/09シーズンから2015/16シーズンの8シーズンの間にラ・リーガの優勝を逃したのは、ブラックユニフォームを採用したこの2シーズンのみという驚きの結果です。
もはやこれはブラックユニフォームの呪いと言っても過言ではないような気がします。
さらに2020/21シーズンのアウェイモデルにゴールドマーキングを採用したことで、『バルセロナがゴールドマーキングを採用すると優勝できない説』をさらに更新してしまうことにもなりました。