リオネル・メッシ選手。
史上最多6度のバロンドール受賞歴を持ち、バルセロナの歴代通算最多ゴール記録を保持。
その活躍ぶりから「G.O.A.T」(Greatest of All Timeの略=史上最高)と称されるほどの選手です。
そして先日、パリ・サンジェルマンへの移籍が決定し世界中のサッカーファンを驚かせました。
パリで新たな伝説を築き上げていくのが楽しみですが、メッシ選手のキャリアで特にゴールを量産したスペシャルなシーズンがありました。
それが2011/12シーズンです!ジョゼップ・グアルディオラ氏体制の4年目。
カンテラ出身のセスク・ファブレガス選手やウディネーゼで活躍していたアレクシク・サンチェス選手の加入もあり、攻撃的なスタイルがさらに強化されていきました。また、戦術面でも3-4-3という攻撃的な配置を採用。
中央に位置したメッシ選手が、実力をいかんなく発揮できる状況を生み出すことに成功しました。
そんな2011/12シーズンは開幕からゴールを量産。
4月の時点で、1972/73シーズンのゲルト・ミュラー氏以来となる1シーズン公式戦60ゴールを達成。
5月にはそのゲルト・ミュラー氏が打ち立てたシーズン公式戦67ゴールという不滅の記録を更新しました。
リオネル・メッシ選手はこのシーズン、最終的にリーガで史上最多の「50ゴール」。
また、UCLでは14ゴールを記録し大会最多ゴールの記録を樹立。
ホームのレバークーゼン戦ではなんと1試合で5ゴールという活躍も見せました。
結果的にシーズンの公式戦合計で出場は60試合、「73ゴール」という前人未到の大記録を樹立しました。
このシーズン、リーガの得点王は50ゴールでもちろんリオネル・メッシ選手でしたが、2位の選手の猛追も話題となりました。
得点ランキング2位はもちろん、クリスティアーノ・ロナウド選手。
なんとこちらも「46ゴール」を記録。
たった4ゴール差まで猛追したロナウド選手もさすがの一言。
ロナウド選手の公式戦合計は55試合出場で「60ゴール」。
この2人の超人的なゴールラッシュは互いにゴールを決め続け、刺激し合ったからこそ実現したのかもしれません。
こちらもゲルト・ミュラー氏の85ゴールという記録を40年ぶりに更新しました。
歴代で最も多くゴールを決めたユニフォームとして、今後もこのモデルは永久保存しておくべきかもしれません!