レアモデル

ファイナル限定パッチ付!2019ラツィオ コッパイタリア(TIM CUP)決勝戦仕様モデル!

2019ラツィオのコッパイタリア決勝戦仕様ユニフォーム

前回このブログ内で、ラツィオの2014/15 115周年モデルを紹介した際に、同時に紹介した2018/19シーズンモデル。

シンボリックな鷲のデザインが特徴的な人気モデルですが、今回はその同じ2018/19シーズンのコッパイタリア(TIM CUP)の決勝戦でのみ使用した特別なユニフォームです。2019ラツィオのコッパイタリア決勝戦仕様ユニフォーム

まず、通常モデルとの違いで気付くのが、サプライヤーロゴの下に入れられた

FINALE TIM CUP 2018-19
STADIO OLIMPICO

の文字とイタリア国旗のカラー。

通算71回目となったコッパ・イタリアの決勝戦が行われたスタディオ・オリンピコの名が刻まれています。

ちょっと待って!そもそもコッパイタリアって何? TIM CUPと違うの?という方のために簡単にコッパ・イタリアの説明すると、コッパ・イタリアは1922年に始まったイタリア国内のカップ戦で、セリエAだけでなく、セリエB、C、Dのチームも参加します。

日本でいうと天皇杯にあたる大会ですね。

ちなみに決勝戦は、毎年ローマのスタディオ・オリンピコで開催されます。
これも基本的に国立競技場で決勝戦が開催される日本の天皇杯と似てますね。

そして優勝チームには翌シーズンのUEFAヨーロッパリーグの出場権が与えられ、翌シーズンのユニフォームにコッカルダと呼ばれるイタリア国旗色のラウンデルを付けることが許されます。

大会名称のTIM CUPですが、2018/19シーズンまではTIM(テレコム・イタリア)が大会スポンサーについていたため、TIMカップの名称で開催されていましたが、2019/20シーズンからは、ご存じコカ・コーラが大会スポンサーとなったため、名称もコッパ・イタリア コカ・コーラ(COPPA ITALIA Coca-Cola)に変更となりました。

つまり、このユニフォームは最後のTIM CUP決勝のユニフォームということになります。

話をユニフォームに戻すと、袖のパッチはコッパ・イタリア(TIM CUP)の決勝戦限定のデザインとなっています。こういった細かい違いもコレクター心をくすぐるポイントですね。

そして最後にもう1つ、通常のユニフォームとは違うスペシャルな特徴が存在します。

それは、左袖の4本の線に貼り付けられた文章です。

CON L’AQUILA SUL PETTO
(鷲を胸に)

で始まる文章の2行目からは、イタリア国歌である『マメーリの賛歌』の1番の歌詞が刻まれています。
歌詞の内容は、

Fratelli d’Italia,
l’Italia s’è desta,
dell’elmo di Scipio
s’è cinta la testa.
Dov’è la Vittoria?
Le porga la chioma,
ché schiava di Roma
Iddio la creò.

Stringiamci a coorte,
siam pronti alla morte.
l’Italia chiamò.

イタリアの兄弟、
イタリアは目覚めた
スキピオの兜を
その頭上に被りて。
勝利の女神ウィクトーリアはいずこに?
その御髪をささげん
神はウィクトーリアを創造す
ローマの婢として。

皆の衆、歩兵隊を組め
死の覚悟はできておるぞ。
イタリアが呼んでいる。

サッカー好きな皆さんでしたら、ワールドカップの国歌斉唱などで1度は耳にしたことのあるあのイタリア国歌です♪

袖に国歌の歌詞が刻まれているなんて、国内カップ戦の決勝にふさわしい演出だと思いませんか?

天皇杯の決勝に進出したチームのユニフォームサプライヤーさん。
決勝戦用ユニフォームの袖にはぜひ君が代の歌詞を。。。

ちなみにこの最後のTIM CUP決勝でラツィオはアタランタと対戦。

このユニフォームのマーキングでもあるセルゲイ・ミリンコヴィッチ=サヴィッチが、
78分に交代出場すると、4分後の82分に決勝点をマーク。

その後も終了間際にホアキン・コレアが追加点を奪い、2-0でラツィオが優勝を飾りました。

ヴィンス君
ヴィンス君
『たった1試合の為だけの特別な限定ユニフォーム♪』その響きを耳にしただけで、もう買わずにはいられない!
それがコレクターという生き物です。