ブラジル・サンパウロを本拠地とし、数々のタイトルを獲得してきた名門SCコリンチャンス・パウリスタ(通称コリンチャンス)が2018/19シーズンのサードモデルとして発表したのがこちらのモデル。生前、大のコリンチャンスファンだった伝説のF1ドライバー、アイルトン・セナが1985年の第2戦ポルトガルGPで初優勝を飾った際にドライブした、ロータス・97Tのブラック×ゴールドのカラーリングを再現。
胸にはアイルトン・セナのサインがプリントされています。
そして、特徴的な胸のゴールドラインは全部で41本あり、これはアイルトン・セナの優勝回数である41回に因んだものとなっています。
また襟の内側には、ネック部分に“SENNA SEMPRE”(セナは永遠)の文字が刻まれています。
ちなみに、このユニフォームが発売された当初、『アイルトン・セナの初優勝から30周年を記念して、当時のロータスのカラーを再現・・・』みたいな説明が多かったのですが、厳密にはこれは間違い。
アイルトン・セナの初優勝は1985年で、発売された2018年は30周年ではありません。
正確には初のワールドチャンピオンに輝いた1988年から30周年です。
でも、アイルトン・セナは1988年からマクラーレンに移籍していたので、『ブラック×ゴールド』のロータスカラーでは無いんですけどね・・・。
まあ、コリンチャンスが当時のマクラーレンのカラーである『ホワイト×レッド』を採用していたら、ライバルのサンパウロFCみたいになってしまうので相当な物議を醸していたことでしょう。
つまりこのモデルは、セナが初のワールドチャンピオンに輝いた1988年から30周年を記念して、初優勝を飾った1985年当時にドライブしていたロータス・97Tのカラーリングを採用したユニフォームが正解です。