64試合が行われフランスの優勝で幕を閉じた2018年ワールドカップ・ロシア大会。
数々の名勝負が生まれましたが、皆さんの記憶に残っている試合はどれでしょうか?
世界がエムバペの存在を知ったフランス対アルゼンチン。
日本人でなくとも興奮したであろう日本対ベルギー。
その中でもグループリーグの初戦でありながら“優勝候補同士のどつき合い”として強烈に印象に残った試合がありました。
日本時間の6月15日27時にキックオフされた、ポルトガルvsスペインのビッグマッチです。
壮絶な打ち合いで観客に強烈な印象を与えたゲームでした。
その中でも“やはりこの男”という圧巻のハットトリックを達成したのはもちろん、クリスティアーノ・ロナウドでした!
その時のユニフォームがこちら
サプライヤーは1998年からずっとナイキ社。
左胸のエンブレム下にはスペイン戦の日付入りです。ちなみにエンブレムの中にある青い5つの盾は建国の歴史を象徴するデザインで、12世紀にポルトガル王国を建国した初代ポルトガル王、アフォンソ1世が5つの盾を割られながらも勝利し独立を勝ち取ったという逸話に由来しているそうです。
右袖には大会ロゴのパッチ。
左袖には“LIVING FOOTBALL”パッチ。
圧巻のハットトリック
この試合、クリスティアーノ・ロナウドにとっては、セルヒオ・ラモス、イスコ、ナチョなど当時チャンピオンズリーグ3連覇を果たしたレアル・マドリードの同僚たちと対戦する機会にもなりました。
開始4分で自身の仕掛けからPKを獲得。
しっかりとGKの逆を付き先制点ゲット!
その後24分にジエゴ・コスタのゴールで追いつかれますが、前半終了間際にクリスティアーノ・ロナウドが左足を振り抜きます。
強烈なシュートがダビド・デ・ヘアの手を弾き、そのままゴールイン。
2-1とリードして前半を折り返しました。
後半に入ると55分にジエゴ・コスタ、58分にはナチョの連続ゴールでスペインが逆転。
このまま時間は過ぎていき、試合終了と思われた88分。
ポルトガル代表がゴール前でFKを獲得します。
ボールをセットしたのはもちろんクリスティアーノ・ロナウド!
完璧な軌道で壁を超え、その後落ちていきゴールネットに突き刺さりました。
そのまま、3-3で試合終了。
もちろんマン・オブ・ザ・マッチはクリスティアーノ・ロナウドでした!
ロナウドのW杯ベストゲームといっても過言ではない一戦の貴重な一枚です!