日本代表が「ドーハの悲劇」で惜しくも出場を逃した1994年のワールドカップ・アメリカ大会。
オレグ・サレンコの1試合5得点。
マラドーナのドーピング。
得点王ストイチコフ。
ロマーリオとベベットの2トップ。
決勝のPK戦でのロベルト・バッジョ。
などなど、ハイライトはたくさんありますが、
やはり忘れてならないのが開催国アメリカの健闘ではないでしょうか。
「サッカー不毛の地」と言われていたアメリカは、アメリカンフットボールやバスケットボール、野球などサッカー以外のスポーツが盛んなため、自国開催のワールドカップですら開幕前の盛り上がりはいまいちだったそうです。
しかしアメリカ代表はグループリーグで優勝候補にも挙げられていたコロンビアを退け、見事決勝トーナメント進出しました。
この大会の代表チームの成功により、アメリカ国民のサッカーに対する関心もガラリと変わったと言われています。
このムーブメントから現在のメジャーリーグサッカー(MLS)が誕生したと言っても過言ではないでしょう。
そんな1994年のアメリカ代表のホームユニフォームがこちら
アウェイユニフォームがこちら
現在はアメリカ代表と言えばナイキ社がサプライヤーとしてお馴染みですが、この時はアディダス社がサプライヤーでした。
そしてこちらのユニフォーム。
ホームとアウェイであまりにもデザインが違うと思いませんか?
実はちょっとした仕掛けがありまして、この両方を合わせると、なんと星条旗になるんです!!
こんな感じです
はためく星条旗そのものでしょ!
このアイデアを考えた人はほんとすごいです!
アメリカ国民が熱狂したのも頷けます。
これだと、ある意味どちらも「ホーム」ユニフォームですね。
「合わせて星条旗」の仕掛けもオシャレですが、それぞれのデザインも個性的でお気に入りの1枚です!