100周年記念?だけど創立は124年目のユニフォーム
赤い悪魔(レッド・デビルズ)の愛称で知られ、世界屈指の人気クラブであり日本でもファンの多いマンチェスター・ユナイテッド。
今回は2001/02シーズンの100周年記念ユニフォームをご紹介。
ホワイトがアウェイモデル、ゴールドが3rdモデルでした。
じつはこちらのユニフォーム、100周年記念モデルなのですが「クラブ創立100周年」ではなく、「クラブ名がManchester United Football Clubに変更されて100周年」の記念モデルなんです。
マンチェスター・ユナイテッドのクラブ創設は1878年で、当時はマンチェスターの鉄道員が中心となって、ニュートン・ヒース・ランカシャー&ヨークシャー・レイルウェイズFC(Newton Heath LYR FC)として創立されました。
ですので、このユニフォームを使用した2001/02シーズンは創設100年目ではなく創立124年目にあたります。その後、1902年にチーム名がマンチェスター・ユナイテッドに変更されましたので、2001/02シーズンが名称変更後100周年となりました。
その証拠にチームロゴの上にある100周年記念ロゴには「1878-1978」と記されています。
ちなみに創立時のニュートン・ヒース・ランカシャー&ヨークシャー・レイルウェイズFCのユニフォームのデザインが1992/94シーズンの3rdモデルとして復刻されていました。
今では「赤い悪魔」の愛称通り、赤というイメージが定着していますが、当時は全く違った斬新な配色のユニフォームだったみたいですね。
※創立当時の実際のユニフォームはイエローとグリーンの配色が逆だったようです。
この100周年記念ユニフォームですが、レプリカはホワイトとゴールドのリバーシブルとして発売され、当日はベッカム、スコールズ、ギグスなど人気選手も多数在籍しており爆発的な人気となりました。