“バスケットボールの神様”こと元NBA選手のマイケル・ジョーダンのシカゴ・ブルズ時代に密着したドキュメンタリー『The Last Dance』(邦題『マイケル・ジョーダン: ラストダンス』)。
制作したスポーツ専門局ESPNが放送したドキュメンタリー番組で、史上最高の視聴者数を記録したり、ツイッターの上位トレンドを独占するなど、全米で話題沸騰中のドキュメンタリー。
日本でもNetflixで視聴でき楽しんでいる方も多いと思います。
マイケル・ジョーダンのシカゴ・ブルズ時代といえば、“神様”と言われるだけあって、『圧倒的な勝者』というイメージでした。
そしてマイケル・ジョーダンといえば代名詞といえる背番号の『23』。“ジョーダン以後”のスポーツ界において、バスケ選手のみらなず世界中のアスリートの憧れの番号になりました。
もちろんサッカー界にも、マイケル・ジョーダンに憧れて背番号『23』を背負っている選手はたくさんいます!
まずその代表といえるのはデイビッド・ベッカムでしょう!
ベッカムといえばイングランド代表やマンチェスター・ユナイテッド時代の『7番』の印象が強いですが、2003年のレアルマドリードへの移籍から『23』を着用。
(2003/04 レアルマドリード ホームモデル ベッカム)
この2003年のレアルマドリード移籍時、『7』番はクラブのアイコンであったラウール・ゴンサレスがつけていたため、マイケル・ジョーダンにちなんで『23』にしました。
そしてベッカムは、レアルマドリード退団後に移籍したロサンゼルス・ギャラクシーでも、もちろん『23』を着用。
(2008/09 ロサンゼルス・ギャラクシー アウェイ ベッカム)
マンチェスター・ユナイテッドからレアルマドリード、そしてロサンゼルス・ギャラクシーと順調にキャリアを進め、サッカー界ではマイケル・ジョーダン並みの人気者となったベッカムですが、ACミランへのレンタル移籍時に思わぬライバルが現れます!
ライバルといっても『23』を巡るライバルです・・・
ベッカムのACミラン時代の番号は『32』でした。
なぜなら『23』はすでに着用者がいたのです。
マッシモ・アンブロジーニです!
(2010/11 ACミラン ホーム アンブロジーニ)
キャリアのほとんどをミランで過ごし、キャプテンも務めたアンブロジーニ。
偶然『23』を背負っていたのではなく、彼もNBAが大好きでマイケル・ジョーダンの信奉者だったのです。
そしてもう一人、忘れてならないサッカー界で有名な“ジョーダン信者”といえばこの方!
マルコ・マテラッツィです!
(2001/02 インテル ホーム マテラッツィ)
長らくインテルで活躍し、2006年ワールドカップ・ドイツ大会のイタリア代表優勝メンバーでもあり、決勝でジダンの頭突きを誘発したことで有名ですね。
(ちなみにあの頭突きの時もアズーリの『23』をつけていました)
マテラッツィはサッカー界でも指折りの“ジョーダン信者”で、ペルージャ、インテル時代の背番号はもちろん『23』。
現役を退いた今でもミラノにスニーカーショップを持ち、ナイキから「エア・ジョーダン」カラーのシューズをリリースするなど、大のジョーダン好きとして知られています!
そして極めつけは、腕にエアジョーダンのタトゥーが3つあるのだとか!
そんな僕もジョーダンにあやかって、ジムや銭湯のロッカーはもちろん『23』を使います!