マラドーナの5人抜き。
クリスティアーノ・ロナウドのオーバーヘッド。
イブラヒモビッチの回し蹴りシュート。
ベルカンプのトラップ&反転シュート。
サッカー界の“史上最高のゴール”と言えば数々の名場面が浮かびますが、この一撃を外すことはできないでしょう!
ジダンのボレーです!
この歴史に残るシュートは2001/02シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ決勝で起きました。
この決勝、スコットランド・グラスゴーにて開催され、レバークーゼン対レアルマドリードの顔合わせ。
クラブ創設100周年にあたるこのシーズンのレアルマドリードは、クラブの顔でありスペイン代表のラウル・ゴンサレス、 フェルナンド・イエロ、ミチェル・サルガドや
フランス代表のジダン、ポルトガル代表のルイス・フィーゴ、ブラジル代表のロベルト・カルロスらまさに銀河系の豪華布陣。
一方のレバークーゼンはドイツ代表のバラックやベルント・シュナイダー、ブラジル代表のルシオ等が在籍。
1-1で迎えた45分、ロベルト・カルロスからのクロスボールがジダンの頭上に。
まるでスポットライトが当たっているかのように、完全フリーだったジダン。
左足から閃光きらめくボレー。
ジダン自身のチャンピオンズリーグ制覇という夢をかなえる決勝ゴールが生まれました。
ほんと漫画のような場面でした!
その時のユニフォームがこちらこのボレーを思い出すと、長袖のジダンが浮かびます。サプライヤーはアディダス社。
胸スポンサーが入らないシンプルなデザインが今でも人気です!
このチャンピオンズリーグ用ユニフォームには袖にアディダス社おなじみの3本線が入っています。
このシーズンのレアルマドリードのユニフォームといえば何と言っても“クラブ創設100周年記念”
左袖に100周年記念ロゴが付いています。
試合はレアルマドリードが2-1で勝利。
史上9度目となる欧州制覇を成し遂げました!
ちなみに、このレアルマドリードの100周年ユニフォーム。
リーグ戦用のデザインはこちらになります!チャンピオンズリーグ用にあった袖の3本線も無く、超さっぱりシンプルです!
サプライヤーのアディダス社はチャンピオンズリーグ用と同様、袖には3本線は入れたかったはず・・・・
あくまで推測ですが、マドリー側は『100周年』という記念すべきシーズンに愛称である『エル・ブランコ(白い巨人)』らしく、100年前の真っ白なユニフォームを採用したかった。
そこでアディダス社に、
「真っ白でいきたい。だからアディダスのロゴも3本線も無しでいきたい」とお願いし、
「じゃあリーグ戦だけ3本線を消すのOKだけどCLは入れてよ」
「あと胸のアディダスのロゴはさすがに消すのはダメだよ」
という話で、このデザインになったのではないかと勝手に思っています。
(あくまで推測ですよ・・・)
ジダンのキャリアの中でもこの“レアル100周年ユニ”は外せません!