サッカーユニフォーム大好きヴィンス君が長年の経験をもとにユニフォームの真贋チェックをするこのコーナー。
第10回目はこちら↓写真のモデルはクリスチアーノ・ロナウド選手の2得点の活躍もあり、チャンピオンズリーグ連覇を成し遂げたユニフォームです。
カーディフのミレニアム・スタジアムで開催されたチャンピオンズリーグ決勝の相手はイタリア王者のユベントスでした。
この決勝はグループリーグから決勝までの全12試合を3失点のみで勝ち上がったユベントスと、全12試合32得点と攻撃陣が好調のレアル・マドリードという、まさに矛と盾のカードとなり注目されました。
世界中が注目した決勝の結果は・・・
4-1でレアル・マドリードがユベントスを圧倒!
見事チャンピオンズリーグ連覇達成(祝)!
ジョルジョ・キエッリーニ
レオナルド・ボヌッチ
アンドレア・バルザーリ
というイタリア代表でもお馴染みの守備陣を、
クリスティアーノ・ロナウド
カリム・ベンゼマ
ルカ・モドリッチ
の攻撃陣が上回る結果となりました。
どちらも世界中にファンがいて人気も高いクラブ。
そうなると誠に残念な事ですが…市場に流通してしまうのが非正規品です。
本当に非正規品を根絶やしにしたいところですが難しいのが現実です。
であれば、私たちがユニフォーム・リテラシーを高めてフェイク品を買わなければいいだけの話。
それでは今回もいきます!
こちらのユニフォームの見分けるポイントは4つ。
まず1つ目は定番である『エンブレム』です↓
本物は樹脂ワッペンを採用し、細かなデザインの凹凸も感じられますが、偽物にはそのような凹凸はありません。てっぺんの王冠のデザインも繊細さが全然違います。
2つ目のポイントは『adidasロゴ』です↓本物は太くしっかりとadidasの文字が刺繍されていますが、偽物は少し刺繍が細いです。
ちなみにadidasロゴ上部の、クラブワールドカップ優勝パッチもゴールドの光沢感に深みがあるのが本物、やたら明るいのが偽物です。
3つ目のポイントは『背番号のクレスト』です↓本物は細部までシャープに描かれラインも綺麗ですが、偽物はラインが“ガタガタ”です。
4つ目はこのユニフォーム最大のポイント『ファイナル刺繍』です↓見比べれば、「あぁ~…なるほど。」となると思います。
文字の大きさ、太さ、バランスが全然違いますね。
最近のサッカー界で主流のワンマッチ限定パッチや刺繍が大きな見分けポイント!
ここはオリジナルフォントだったり、あまり細かすぎるプリントに対応できなかったりと違いが見られるのが偽物の特徴といえます。
一点集中このポイントだけでも押さえておくと良いかもしれません。
※フェイク品の見分け方については同じモデルのユニフォームでも、それぞれ見分けるポイントはユニフォームによって異なります。
※同じモデルのユニフォームでも今回ご紹介したポイントが全て本物と同じクオリティーになっている場合もございますのでご注意ください。