【Fake Check #20】本物?偽物?ヴィンス君のユニフォーム真贋チェック!【2017北海道コンサドーレ札幌】
サッカーユニフォーム大好きヴィンス君が長年の経験をもとにユニフォームの真贋チェックをするこのコーナー。
第20回目はこちら↓2017年の北海道コンサドーレ札幌のユニフォーム。
5年ぶりのJ1復帰シーズンの至上命題はJ1残留。
さらに一つでも上の順位を目指し、アジアチャンピオンズリーグを狙えるクラブへ、チームスローガンは『北海道とともに、世界へ』でした。
エースは2014年から在籍する都倉賢選手。
J1昇格の立役者の一人ですね。
補強も積極的におこない、ジュビロ磐田からジェイ、そしてタイ代表のチャナティップを獲得したのもこのシーズンでした。
ユニフォームは2006年から変わらずKappa社を採用。
2016年にホームタウンを札幌市から札幌市を中心とする北海道全域に広げ、チーム名もコンサドーレ札幌から、北海道コンサドーレ札幌と名称変更しました。
ホームタウンを広げたことで2016年から右袖に入るようになった北海道旗。
もちろん2017年のモデルにも入ります。
さらにこちらのユニフォームは、チームエンブレムにもなっている北海道を象徴するシマフクロウのグラフィックが特徴的です。 J1の舞台で上位目指して羽ばたく野生の鋭さが表現されています。
このシマフクロウのグラフィック=J1復帰年(2017年)と覚えると、ユニフォームを見ただけで年代が当てられるユニオタに一歩近づくことができます。
それでは、さっそく真贋checkへ参りましょう!
今回の見分けるポイントは、ラバープリント3箇所と内タグの計4つです。
まず、1つ目は胸スポンサーラバーです。石屋製菓さんの大ヒット商品、白い恋人のラバーの色味が違います。
これは、本物と同じ色が出せない粗悪な偽物というのではなく、敢えて色を変えていると考えるべきです。
完全な黒ではなく、グレーな逃げ道を残しつつということかもしれませんが、いやいや、完全に黒ですね。
1997年に初めて左袖にスポンサーマークが入って以来、胸、背中と交互に入る白い恋人スポンサーの色味に気付かない訳がありません。
続けて、2つ目はエンブレムです。偽物は、プリント表面に光沢感があり角度によっては照り返しで見辛くなります。
観客からどう見えるか、またテレビやネットの視聴者からどう見えるか、の観点で偽物はNGですね。
3つ目は、右袖の北海道旗です。やはり、今までと同様に表面に光沢があるのが偽者、できるだけ乱反射を抑え光沢を出していないのが本物となります。
以上、3つともラバー素材の違いを解説しました。
そして、最後の4つ目は内タグです。本物は6枚つづりになっていて、それぞれ、日本語、英語、中国語でサイズ表記と洗濯表示タグが明記されています。
一方、偽物は、日本語、英語、中国語が1枚に凝縮して収められ、残りは空白。。。
空白が何枚もあってこれは酷いですね。
いかがでしたでしょうか。
紹介しきれませんでしたが、背面上部と下部のスポンサーラバーも表面の光沢に違いがありました。
今回は、光沢のあるラバープリントが見極めポイントとなります!
※フェイク品の見分け方については同じモデルのユニフォームでも、それぞれ見分けるポイントはユニフォームによって異なります。
※同じモデルのユニフォームでも今回ご紹介したポイントが全て本物と同じクオリティーになっている場合もございますのでご注意ください。