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サポーターの歓声が形に!レアル・マドリード、2019/20アウェイモデル

歴代最多となる13回の欧州制覇を成し遂げているレアル・マドリード
そんなチームが2019/20シーズンに使用したアウェイユニフォームがコチラダークブルーを基調とし、ホームモデルと連動したゴールドのアクセントが使用されています。
この特徴的なカラーリングは、しびれるようなベルナベウのナイトゲームにインスパイアされたもの。

ちなみにホームモデルはこちら

こちらのアウェイモデル、肩の3本線は、ゴールドではなくボディの色よりも濃い色となっていて、より胸元のゴールドが際立つバランス感になっています。

そして何より特徴的なのが、ユニフォーム全体にあるグラフィック
粒子のように細かいドットが、波模様を構成。これはレアル・マドリードが2014年に達成した10度目の欧州制覇の瞬間にホームスタジアムであるサンチャゴ・ベルナベウでファンが発した歓声に触発されたものとなっています。

2014年5月24日、場所はポルトガルのリスボンにあるエスタディオ・ダ・ルス。
レアル・マドリードはUEFAチャンピオンズリーグの決勝戦で歴史上初めて同じ街のライバル、アトレティコ・マドリードと対戦しました。

前半戦はディエゴ・ゴディン選手のゴールでアトレティコ・マドリードに先制を許す苦しい展開。
後半も相手の堅守を前に攻めあぐね、ゴールレスのまま時計はロスタイムに突入。

そこでチームを救ったのは、セルヒオ・ラモス選手。
93分にルカ・モドリッチ選手のコーナーキックを頭で合わせ起死回生の同点ゴール。
最後の最後で延長戦に持ち込みました。

延長戦でレアル・マドリード攻撃陣が3ゴールを上げ、12年ぶり合計10回目の優勝を果たしました。

決勝は中立地開催なのに、サンチャゴ・ベルナベウで歓声が起きるはずもないとお気づきの方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、同時刻にサンチャゴ・ベルナベウではマドリディスタをスタンドに入れパブリック・ビューイングを開催していました
もちろん試合後は優勝を祝う人々が更にスタジアムに集い、偉業達成をともに祝福しました。

そういった背景もあり、優勝の瞬間はサンチャゴ・ベルナベウに歓声が響き渡ったのです。

ヴィンス君
ヴィンス君
このユニフォームはアウェーモデルなので、ホームのサンチャゴ・ベルナベウで着用されることはありません。
しかし、レアル・マドリードの選手たちがどんな敵地に足を踏み入れようとも、その背中にはホームの熱狂がしっかりと息づいているという思いが込められているのです!