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歓喜の “93:20”マンチェスター・シティ、2021/22 ホームユニフォーム!

2021年7月に発表されたマンチェスター・シティのホームユニフォーム。
そのユニフォームの内側には「93:20」というプリントが施されています。この時点でシティやプレミアリーグのファンなら、この「93:20」はピンとくる時刻かもしれません。
この「93:20」は10年前の2011/12シーズン、クイーンズ・パーク・レンジャーズ戦の後半ロスタイムを意味しています。

さかのぼること10年前、2011/12シーズンはマンチェスター・シティと同じクラブの宿敵マンチェスター・ユナイテッドが優勝争いを繰り広げるシーズンとなりました。

マンチェスター・シティは開幕から14試合無敗と好調な幕開けを飾りましたが、後半戦は失速。
第28節のスウォンジー・シティ戦で敗戦を喫するとマンチェスター・ユナイテッドに首位の座を奪われる形となりました。

第36節には天王山でマンチェスター・ダービーを迎えます。
前半終了間際のコーナーキックでヴィンセント・コンパニ氏がヘディングシュートを叩き込み、マンチェスター・シティが勝利。
勝ち点で並んだマンチェスター・ユナイテッドを得失点差で上回り、首位に返り咲きました。

第37節は共に2-0で勝利。
最終節となった第38節はマンチェスター・シティはホームでクイーンズ・パーク・レンジャーズと、マンチェスター・ユナイテッドはアウェイでサンダーランドと同時刻に対戦しました。

引き分け以上で残留が決まるクイーンズ・パーク・レンジャーズは自陣に守備ブロックを形成。
攻めあぐねる時間か続くと、前半20分にマンチェスター・ユナイテッドがウェイン・ルーニー氏のゴールで先制。
エティハド・スタジアムには優勝を逃してしまうのでは、という不安が立ち込めました。

そんな中、前半39分にマンチェスター・シティはパブロ・サバレタ氏のゴールで先制を果たします。
1-0で折り返したゲームに再度暗雲が立ち込めたのは後半3分、ジブリル・シセ氏に同点ゴールを許してしまいます。
退場者がクイーンズ・パーク・レンジャーズに出たものの、さらに後半21分にジェイミー・マッキー選手に逆転ゴールを奪われます。

さらに守備意識を高めるクイーンズ・パーク・レンジャーズの選手たち。
試合は後半45分を過ぎ、5分のアディショナルタイムが追加されました。

マンチェスター・ユナイテッドは1-0でリードのまま、試合を終えこのままだと優勝はライバルチームに。
そんな中後半47分にダビド・シルバ選手のコーナーキックをエディン・ジェコ選手が合わせ、同点に追いつきます。

さらに後半49分、セルヒオ・アグエロ氏が縦パスを入れると、マリオ・バロテッリ選手とのコンビネーションでペナルティーエリア内に侵入。
相手選手を交わし、セルヒオ・アグエロ氏が放ったシュートはニアサイドをぶち抜きゴールネットを揺らしました。

その瞬間、エティハド・スタジアムは地獄から天国へと状況が一変。
まもなく試合が終了し44年ぶりのリーグ優勝が決定、場内は歓喜と熱狂に包まれました。

このセルヒオ・アグエロ氏がマンチェスター・シティを劇的な優勝に導いたゴールが決まった瞬間の試合時刻が「93:20」だったのです。

ちなみに2021/22ホームモデルの「93:20」よく見ると、20の秒数の後ろ半分が水色で「10」となっているのがお分かりいただけるでしょうか。
これは歴史的な優勝から「10」周年を記念する意味と、2020/21シーズン限りで退団したセルヒオ・アグエロ氏が2015/16シーズンよりつけていた背番号「10」を意味したものになっています。

2021/22シーズンのユニフォームの全体にはデジタル時計のようなスコアボードフォントのプリントを配置。
伝説的なプレーヤーたちへの敬意と、チームの新時代の始まりを示しています。

商品情報
【2021/22】マンチェスター・シティ(H)/ CONDITION:NEW / SIZE:M

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