クロアチア代表のユニフォームといえば、赤白のチェック柄。
このチェック柄はクロアチア国内で「チェス盤」という意味を持つシャホヴニツァと呼ばれています。
国内5つの地域を表しており、国旗にも採用される民族を象徴する模様となっています。
2018年のロシアW杯でも、クロアチア代表は伝統のチェック柄を採用したユニフォームを着用しました。
また、今回ご紹介するアウェーモデルは、発表と同時に大きな注目を集めました。初めてブラックがメインに使用されたアウェーユニフォームは、おなじみのチェック柄がブラックとネイビーで構築されています。
また、このユニフォームを着用して戦ったロシアW杯は忘れることの出来ない大会となりました。
ルカ・モドリッチ選手、イヴァン・ラキティッチ選手、イヴァン・ペリシッチ選手、マリオ・マンジュキッチ選手などタレントが揃ったチームは、グループリーグでアルゼンチン代表、アイスランド代表、ナイジェリア代表と同組となりました。
苦戦も予想される厳しいグループリーグでしたが、クロアチア代表は3戦全勝で首位突破を果たしました。
また、決勝トーナメントでもチームの勢いは止まらず、ラウンド16ではデンマーク代表をPK戦で倒し、ラウンド8では開催国のロシア代表と対戦しこちらもPK戦で勝利。
準決勝ではイングランド代表と対戦し、今度は延長戦で勝利し決勝進出を果たしました。
決勝戦の結果はご存知の通り、フランス代表に惜しくも敗れたものの、準優勝という1998年フランスW杯の記録(3位)を上回るクロアチア代表史上最高の結果を残したのでした。
ここで触れておきたいのが、クロアチア代表がアウェーモデルを着用した回数の多さ。
グループリーグのアルゼンチン代表戦と、アイスランド代表戦。
決勝トーナメントではデンマーク代表戦、ロシア代表戦、イングランド代表戦で着用しました。
W杯決勝戦を含む7試合中、なんと5試合でアウェーモデルを着用するという機会の多さがこのユニフォームの人気を高めた一因かもしれません。
チームの躍進があってこその着用機会の増加なので、選手の頑張りでユニフォームの価値が上昇したと言って間違いないでしょう。
ここまで「才色兼備」なユニフォームも珍しいですね☆