清水エスパルスのユニフォームと言えば、静岡県名産のミカンに由来したオレンジ色。
そして「世界にはばたくクラブ」という思いから取り入れられた世界地図。
古くは1992年のクラブ発足時、Jリーグ開幕前年のナビスコカップで着用した初代ユニフォームから地図柄は採用されていました▼
その詳しいお話はこちらの記事をご覧ください☆
その地図柄は2006年のユニフォームまで採用され続けましたが、
翌年の2007年にはPUMA社のテンプレート、かつ無地のユニフォームとなり「地図柄」は不採用となりました。
そこから月日が流れ、2012年シーズン。
1992年のクラブ創設から20周年という節目を迎えることもあり、6シーズンぶりに「地図柄」の復活が発表されました。また、それまで前面のみにプリントされてきた「地図柄」を背面にも採用。
“球体”をイメージした立体的な世界観を表現しています。2012年シーズンはアフシン・ゴトビ氏の2年目のシーズンで、林彰洋選手や白崎凌兵選手、石毛秀樹選手などの加入がありました。
前年夏に加入したフレドリック・ユングベリ氏も引き続き、清水でプレーしたのでこのユニフォームも着用。
リーグ戦は9位フィニッシュ。
ヤマザキナビスコカップでは決勝戦に進出し、惜しくも鹿島アントラーズに敗れてしまうものの石毛秀樹選手がニューヒーロー賞に選出されるというシーズンとなりました。。
以降「地図柄」は継続的に採用され、2019年シーズンを除く各シーズンのユニフォームで使用されました。
世界的にも珍しい「地図柄」のデザインは、国外のコレクターからも高評価。
込められた意味通り「世界にはばたいた」ユニフォームですね!