ブラジル屈指の名門チーム“サントスFC”
南米王者(コパ・リベルタドーレス)と世界王者(インターコンチネンタルカップ)にブラジルで初めて輝いたクラブとして確固たる地位を築き上げてきました。
ブラジル国内だけでなく世界的にもクラブの価値は認められていて、2000年に発表された20世紀最高のサッカークラブを決定する試み『FIFA 20世紀のクラブ』で5位に選ばれました。
ちなみに、
1位:レアル・マドリード
2位:マンチェスター・ユナイテッド
3位:バイエルン・ミュンヘン
4位:バルセロナ
そして5位にサントス!
ユベントスは7位。リバプールは12位。
“世界の名門クラブ”と呼んでも過言ではありません。
サントスといえば“サッカーの神様”ペレを筆頭にロビーニョ、そして“ブラジルの至宝”ネイマールが在籍していたことで有名ですね。
そして日本人にとって忘れてならないのがカズこと三浦知良選手も1986年にサントスに在籍していました!
そんな名門サントスのチーム創設100周年にあたる2012年。
100周年を記念するユニフォームがリリースされました。
それがこちら2012年シーズンの3rdモデル。
サントスといえば「白」や「黒×白のストライプ」のイメージが強いので青は意外でした。
そして、この2012年シーズンのホームモデルはこちら
ちなみにサントスの設立当初のユニフォームカラーは「白×金×青のストライプ」という今とは全くイメージの違う攻めたユニフォームだったそうです。
しかし作るのに時間がかかり過ぎるということで、白一色になったそう。
胸には100周年を示す「1912-2012」の刺繍。100周年を強調し過ぎないところが“名門の余裕”を感じさせます!
首の内側には『MENINO DA VILA DESDE 1912』のメッセージが入っています。正確な訳は不明ですが、直訳すると『1912年以来の村の少年』という意味で、おそらくサントスの歴代の選手達に敬意と愛情を込めて、“1912年から村(サントス)の愛すべき少年(選手)たちによって受け継がれてきた”というニュアンスだと思います。
サプライヤーはナイキ社。
2012年~2015年までナイキがサントスのサプライヤーでした。
そしてネームナンバーは言わずと知れたネイマール選手!サントスには2009年~2013年まで在籍し、この100周年記念ユニフォームを身にまとった2012年シーズンも含めて、南米年間最優秀選手賞を2度獲得(2011年、2012年)しました。
ちなみにサントスの設立は1912年4月14日で、なんとこの日は映画でもおなじみの“タイタニック号沈没事故”のあった日だそうです!