サッカーユニフォーム大好きヴィンス君が市場に出回ることの少ない“選手用ユニフォーム”を解説するこのコーナー。
第7回目はこちら↓2007年浦和レッズのアウェイユニフォームです!
こちら国内リーグではなく、アジアの大会で使用されるユニフォーム。
ヨーロッパにUEFAチャンピオンズリーグ、南米にコパ・リベルタドーレスがあるように、アジアにもアジアNo.1を決める大会、AFCチャンピオンズリーグ(以下ACL)があります。
着用するユニフォームが国内リーグと国際試合で変わるのでファンやコレクターも集めがいがありますね!
袖のワッペンがJリーグからACL用に。
そして胸のスポンサーも変わります。
国内のリーグ戦は“ザバス”で、ACLは“DHL”がスポンサーです。
少しの違いと思われるかも知れませんが、大会での戦績やダービーでの大勝、ココ一番の勝利などでユニフォームを見る目が変わり価値も変わってきます。
そんな中、一般販売がないことでコレクター垂涎のユニフォームとされる浦和レッズのACL用アウェイユニフォーム。
2007年のACL全12試合中でアウェイを着用したのは、グループリーグのペルシク・ケディリ戦と、準決勝の城南一和天馬戦の2試合のみ。
そのどちらかで用意されていた選手用ユニフォームですから、その貴重さにお気付きいただけると思います。
田中マルクス闘莉王氏に適したXXLサイズというのも価値有るポイントです。
それでは早速、レプリカと選手用の違いなど詳細をご紹介させていただきます。
まず、最初はエンブレムです。これは同じです。
素材、色合いなど違いはありませんので、あえて同じですとご紹介しました。
次に胸スポンサーです。これも同じです。
若干、選手用の方が黄色の色味が鮮やかに感じられますが、これはユニフォームの下地色が出ていると考えられます。
エンブレム、胸スポンサーは真っ先に違います!とご紹介したいところでしたが実は同じでした。
それでは、ここから違いのご紹介に入りたいと思います。
1つ目は、ACLの大会ワッペンです。ワッペンの取り付け方に違いが見られます。
レプリカユニフォームはワッペンが外れないようしっかり縫い付けられていますが選手用は一本縫いです。
2つ目は、左袖のAFC(アジアサッカー連盟)のワッペンです。どちらも四角形ですが、縦長のレプリカに対して、ほぼ正方形といえる選手用のワッペン。文字の太さなども違いが明確ですね。
3つ目は、内タグの表記です。ナイキ社サプライヤーのJリーグに限ってですが、ナイキジャパンの“A44タグ”が2007年から4年間にわたり付けられました。
こちらのA44表記の上部に6ケタの数字がプリントされているのがレプリカで、A44のプリントのみが選手用となります。
いかがでしたでしょうか。
わかりやすい大きな違いというよりは、裏返して品番を確認して「あ、これ選手用ですね♪」となるマニア向け選手用の類なのかもしれません。
A44だけなら選手用と覚えていただくだけでも十分かと思います。
もちろん、A44のフェイク品には注意が必要になります。
決勝戦は急遽フジテレビが生中継で放送するなど注目度の高さが伺えました。