レアモデル

エンブレムが全体に散りばめられた魅力的なデザイン! 1998/99 FCコペンハーゲン ホームモデル

デンマークの首都コペンハーゲンを本拠地とする、強豪チームFCコペンハーゲン

創設は1992年7月1日とヨーロッパのサッカークラブとしては比較的歴史の浅いクラブですが、創設初年度の1992/93シーズンにいきなりリーグ戦を制するなど、先日閉幕した2021/22シーズンの優勝も含め、これまで14回のデンマーク・スーペルリーガ優勝と8回のデンマーク・カップ優勝を成し遂げています。こちらの1998/99シーズンモデルは、サプライヤーはアンブロ社で、胸と背面のスポンサーであるKinnarps社は、北欧最大級のオフィス家具メーカーです。

 

首元にレースアップを採用した人気モデルですが、このユニフォームの特徴は何と言っても生地全体に施されたエンボス加工でしょう。

無数の小さな円と共にクラブエンブレムとクラブ名の【F.C.K.】の文字がちりばめられ、FCコペンハーゲンの為だけにデザインされた特別感のあるユニフォームとなっています。

そのデザイン性だけでも人気の高いFCコペンハーゲンの1998/99シーズンモデルですが、元デンマーク代表でドイツのバイエルン・ミュンヘンやイタリアのフィオレンティーナやACミラン、そしてスコットランドのレンジャースでも活躍したブライアン・ラウドルップ氏が在籍し、着用したユニフォームとしても人々の記憶に残っているかもしれません。

1994年にイタリアのACミランからスコットランドのレンジャースFCに加入したブライアン・ラウドルップ氏は、1994/95と1996/97シーズンの2回にわたりスコットランドリーグの最優秀選手賞を受賞すると、1998年にイングランド・プレミアリーグのチェルシーへと移籍します。
しかし当時のチェルシー監督ジャンルカ・ヴィアッリ氏が選手のローテーション制を採用すると知り、契約解除を求めるも認められずチェルシーに留まりました。チェルシーでは開幕から11試合に出場するも、常時の試合出場を望み、冬の移籍で母国デンマークのFCコペンハーゲンへと加入しました。

FCコペンハーゲンでは12試合に出場し2ゴールを記録しましたが、翌年オランダのアヤックスへと移籍。
アヤックスではリーグ戦31試合に出場し13ゴールを挙げる活躍を見せましたが、怪我の為、このシーズン限りで現役を引退しました。

ヴィンス君
ヴィンス君
大手サプライヤーによるテンプレートではなく、そのクラブだけのために作られた特別感のあるユニフォームは、ユニフォームコレクターとしても嬉しくなりますね。