『AFCアジアカップウィナーズカップ』
この名前ご存知でしょうか?
簡単に言いますと、現在のAFCチャンピオンズリーグの前進の大会で、2002年に終了した今は無き大会です。
「カップウィナーズ」と言うだけあって、各国の主要カップ戦の優勝チームが出場できた大会で、日本は主に天皇杯の優勝チームに出場権が与えられていました。
そして1998/99のアジアカップウィナースカップに日本代表として出場したのが、前年(1997年)天皇杯&ナビスコカップを制した鹿島アントラーズでした!
その時のホームユニフォームがこちらサプライヤーはイタリア発祥のブランドennerre(エネーレ)。現在はナイキ社とアディダス社の2大巨頭が幅を利かせているサッカー界ですが、80年代のセリエAでは約8割のチームのサプライヤーがエネーレでした。
このアジアカップウィナースカップ用のユニフォームですが、当時のAFCの規定でスポンサーは1ヶ所しか認められていなかった為、袖や背中にスポンサーが無いレアな一枚なんです!代わりに当時のJリーグでは見られなかった選手のネーム入りとなっています。こちらのユニフォームのネームは名良橋 晃氏。
1998年のワールドカップ・フランス大会では日本代表の右ウイングバックとして全3試合に出場した名選手でした!
この1998年シーズンの名良橋氏はベルマーレ平塚から加入して2年目。
1年目の1997年シーズンは32番。
2年目は22番。
1999年以降は2番を着用していました。
この1998/99のカップウィナースカップ、鹿島アントラーズは3位に輝きました。
出場する大会によってスポンサーのプリント数が変わるのもユニフォームコレクションの奥深さです!