2018/19シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ決勝戦では、トッテナムを制し見事優勝を果たしたリバプール。
通算6度目の欧州制覇となりました。
その偉業を讃えニューバランス社とリバプールは特別なユニフォームを発表しました。
それがコチラ☆
「6 TIMES COLLECTION-RED-」パッと見た感じ、2018/19シーズンのユニフォームと何が違うの?なんて声もあるかもしれません。
そんな方に注目していただきたいのが胸エンブレム!エンブレムの周りのは6つの星と「1977、1978、1981、1984、2005、2019」という数字が刺繍されています。
この数字はリバプールが欧州制覇を果たした年。
「1977」年の決勝戦はローマでボルシア・メンヒェングラートバッハと対戦し、3-1で勝利。
翌年の「1978」年はウェンブリーでクラブ・ブルッヘに対し1-0で勝利し、連覇達成。
ボブ・ペイズリー氏が監督を務め、ケビン・キーガン氏やケニー・ダルグリッシュ氏の活躍がありました。
「1981」年にはパリでレアル・マドリードを倒し、3回目の栄光に輝きました。
「1984」年にはASローマとスタディオ・オリンピコで対戦。
チームのGKブルース・グロベラー氏の活躍もあり、PK戦までもつれる熱戦を制し、4度目の欧州制覇を達成しました。
好調なチームは翌年もユベントスとの決勝戦に進出するも、「ヘイゼルの悲劇」と呼ばれるサポーター同士の衝突が発生。
試合も敗戦し、リバプールは7年間国際試合から締め出される制裁を与えられました。
その後、90年代になると国際試合出場停止の影響は重く、チームの成績も低迷。
2000年代に入るとUEFAカップでの優勝含むカップ戦3冠(FAカップ・リーグカップ)を経験し、久々に国際舞台での栄光を掴みます。
そして「2005」年にはUCL史上最大の逆転劇と呼ばれるあの瞬間を味わいます。
イスタンブールでACミランと対戦したリバプールは、前半終了時0-3のビハインドから後半45分間で同点に追いつき延長戦に持ち込みます。
死闘となった延長戦でもお互い譲らず、PK戦に突入。
リバプールのGK、イェジー・ドゥデク氏が奇妙な動きから神がかり的なセーブを2度披露し、通算5度目の欧州制覇を達成しました。
この奇妙な動きは1984年のUEFAチャンピオンズカップ決勝のブルース・グロベラー氏の動きを真似たものだったそうで、チームの歴史を感じるエピソードとなっています。
最後の「2019」は上記のトッテナムとの試合を制して、優勝を果たしたシーズンのもの。
準決勝では「アンフィールドの奇跡」と呼ばれる大逆転劇もありました。
そんなリバプールはプレミアリーグのクラブの中で欧州制覇の回数が最多となっています。
この記念モデルの発表から数カ月後、「6 TIMES COLLECTION-BLACK-」と称し、2度目の記念モデルの発表もありました。デザインベースは同じですが、カラーリングが「ブラック×ゴールド」とゴージャスな仕上がりに。赤いモデルも黒いモデルも2つ並べて飾っておきたくなるのは欲張りでしょうか…。
また、「6 TIMES COLLECTION-BLACK-」の発表時には同時にスニーカーも発売されました。
その他アパレルも含めて、さすがニューバランス社といったオシャレ度で、他チームのファンからしても羨ましくなるほどのコレクションでした☆