北海道コンサドーレ札幌は2018年に一つの特別なユニフォームを発表しました。2018年はホームタウンである北海道にとって「北海道と命名されてから150年」節目の年。
北海道コンサドーレ札幌はそのことを記念し、記念ユニフォームを作成したのでした。
何より目を引くのは前面の大きな北海道!
2018年のホームユニフォームにも背面に北海道が配置されていますが、この記念ユニフォームの北海道は一味違うものになっています。
理由はその形!
北海道の名付け親と言われている松浦武四郎氏が作成した北海道地図がこのユニフォームにデザインされているのです。
なのでホームユニフォームの北海道と見比べると、若干形に違いが…。
松浦武四郎(まつうらたけしろう)氏とは、江戸時代末期(幕末)から明治にかけての探検家。
1855年に幕府から任命され、蝦夷地を調査。
地理をくまなく調査し、「東西蝦夷山川地理取調図」という地図を出版。
1869年に蝦夷地を「北海道」(当初は「北加伊道」)と命名しました。
また、北海道コンサドーレ札幌といえば、赤と黒のストライプ。
今回のストライプは北海道の179市町村名で構成されており、クラブスローガン『北海道とともに、世界へ』を表現しています。
右袖のJリーグパッチの下には北海道命名150年ロゴマークがプリント。
明治安田生命J1リーグ
第21節 8月11日(土)vs セレッソ大阪戦
第23節 8月19日(日)vs FC東京戦
第25節 9月1日(土)vs ヴィッセル神戸戦
の3試合で着用、さらにヴィッセル神戸戦は『北海道命名150年記念事業』として試合を開催しました。
2018年の北海道コンサドーレ札幌はミハイロ・ペトロヴィッチ氏が監督に就任。
15勝10分9敗の4位とクラブ史上最高順位でフィニッシュし、大躍進のシーズンとなりました。
一生モノの一枚であることは間違いありません。