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無敵の王者が赤を放棄したシーズン!1997/99バイエルン・ミュンヘン ホームユニフォーム

1997-99バイエルン・ミュンヘンのホームユニフォーム

2020年8月23日にパリ・サンジェルマンを降し、通算6回目のヨーロッパ王者に輝いたドイツのバイエルン・ミュンヘン
グループリーグから無敗での完全優勝は史上初で、バルセロナに8-2で勝利するなど、その強さが際立ったシーズンとなりました。

そんなバイエルン・ミュンヘン、クラブカラーは皆さんご存知の
Die Roten(赤)という愛称で呼ばれています。

当然、ホームモデルには赤が採用されますが、実は、黒に近いダークネイビーをホームモデルに採用したシーズンがありました

それが1997-1999シーズンです。1997-99バイエルン・ミュンヘンのホームユニフォーム

赤は袖と胸のボーダー部分と襟のちょっとした差し色程度。

背面はこちら

 

ダークネイビーにバイエルンのクラブロゴが映えます。1997-99バイエルン・ミュンヘンのホームユニフォームのチームエンブレム

 

胸スポンサーの「OPEL」は発泡フェルトでラバーよりも耐久性に優れています。1997-99バイエルン・ミュンヘンのホームユニフォームの胸スポンサー

 

サプライヤーはadidasの文字ロゴがシンプルでかつ時代を感じさせます。1997-99バイエルン・ミュンヘンのホームユニフォームのアディダスロゴ

 

背面上部には昇華プリントでクラブ名が入っています。

ヴィンス君
ヴィンス君
見れば見るほど渋くてカッコいいユニフォームだなぁ~と思います!

当時は、キャプテンのローター・マテウスシュテファン・エッフェンベルクがいて、キーパーはオリバー・カーン

イラン代表のアリ・ダエイもいましたね。

クラブカラーをメインに採用しないユニフォームとして異彩を放ちましたが、実は2017-18シーズンにこのホームモデルをリバイバルしたアウェイモデルがリリースされました。2017-18バイエルン・ミュンヘンのアウェイユニフォーム

時代ですね。
袖の長さが足りず赤のボーダーは胸だけ。袖にはワンポイントのみ赤を採用しました。

現代のテンプレートがあるので生地や素材感、シルエットは昔風を出すことは出来ません。それでも、昔を知るファンは昨今のリバイバルブームを楽しみにしています。

今後も「あ、あの時のデザイン!?」というモデルがリリースされ古き良き時代を懐かしむ瞬間が訪れることでしょう。

ヴィンス君
ヴィンス君
Die Roten(赤)という愛称通り、赤で統一されたユニフォームもバイエルンらしくて好きですが、このような“変わり種”にも注目するとサッカーユニフォームの世界が広がります!