2020年現在、セリエAで唯一、胸に「ステッラ(イタリア語で星)」を3個輝かせているユベントス。
※「ステッラ」とはセリエAのリーグ優勝10回毎に1つ付く、金色の「星」の刺繍。
この星を重ねるために、これまでユベントスは各年代で当代きってのスターを擁してヨーロッパを席巻してきました。
90年代後半から2000年代前半のジダン、デルピエロ。
90年代前半のロベルト・バッジョ。
そして80年代のビアンコネロのスターといえば“将軍”ミシェル・プラティニでした!
当時のユニフォームがこちら1984/85シーズンの復刻ユニフォームです!
プラティニはユベントス在籍時にバロンドールをなんと3回(1983年、1984年、1985年)も受賞しています。
国籍はフランス。
90年代がジダンなら80年代のフランスを代表するサッカー選手は文句なしにプラティニでしょう!ユベントスには1982年から87年まで在籍。
この時代のユベントスの10番と言えばプラティニでした!
サプライヤーはKappa(カッパ)社。
こちらは復刻ユニフォームですが、もちろん当時のサプライヤーもカッパ社でした。
カッパ社は1978年から2000年の長期に渡りユベントスのユニフォームサプライヤーでした。
復刻ユニフォームとは思えないほど、細部にまで当時のモデルに近付けて製造されています。
この1984/85シーズン時点では「ステッラ(星)」はまだ2個でした。
この1984/85シーズンはリーグ戦では5位でしたが、プラティニ自身は18得点を上げて3年連続得点王に輝きました!
伝説の1985年トヨタカップ
そしてプラティニといえば忘れてならないのが1985年のトヨタカップ。
プラティニ率いるユベントスはヨーロッパ代表として南米代表のアルゼンチン、アルヘンティノス・ジュニアーズと対戦。
プラティニはこの一戦で「トヨタカップ史上で最も美しいシュート」を決めた・・・かに見えましたが、結果はオフサイドの判定でノーゴールに。
その後に見せた、グラウンドの上で頬杖をついて寝ころんだ姿は、サッカー史に残る名場面になりました。